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愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize- : ミニ英和和英辞書
愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-[あい おぼえていますか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あい]
  【名詞】 love 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize- ( リダイレクト:愛・おぼえていますか ) : ウィキペディア日本語版
愛・おぼえていますか[あい おぼえていますか]

愛・おぼえていますか」(あい・おぼえていますか)は、1984年6月5日に発売された飯島真理の3枚目のシングル〔シンガーソングライターとしての個人名義では通算3枚目。他にテレビアニメ『スプーンおばさん』の主題歌シングル『夢色のスプーン』と、デビューアルバム『Rosé』からのシングルカット『きっと言える』が発売されている。詳細は飯島真理を参照。〕。アニメ映画超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌である。作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之
第7回アニメグランプリアニメソング部門・女性歌手部門、第2回日本アニメ大賞主題歌賞を受賞。
== 解説 ==
飯島は歌手デビュー前にテレビアニメ超時空要塞マクロス』で架空のアイドル歌手リン・ミンメイ役の声優に挑戦し、作中で架空のポップソングを歌い人気を博した。1984年夏に公開された劇場作『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』でもミンメイ役を演じ、主題歌である本曲をリリース。映画公開前に発売されると映画のヒットとともに売り上げを伸ばし、オリコンチャート最高7位(2回)、6週連続トップ10入りを果たすヒットソングとなる。飯島が『ザ・ベストテン』などの音楽番組に出演したほか、ラジオリクエストやすかいらーくの映画タイアップCMでもお茶の間に流れた。1984年の売上げは約27万枚〔『オリコン年鑑1985 歌謡音楽のすべて』、オリコン・エンタテインメント、1985年〕(約40万枚との記載もあり〔話題騒然『マクロスF』! OP「トライアングラー」&ED「ダイアモンド クレバス」ともにオリコンチャート初登場第3位! ヒロイン2人のブログも大注目!! 、プレセペ、2008年5月19日。〕)。シングル年間ランキングは38位〔。
テレビシリーズのミンメイの歌は阿佐茜〔アニメ制作スタッフの共同ペンネーム。〕作詞、羽田健太郎作曲だったが、本曲ではヒットメーカーの加藤・安井夫妻が起用された。タイトル決定前の仮題は「愛の通信」。カップリング曲は映画のエンディングテーマ『天使の絵の具』。両曲とも飯島のサードアルバム『midori』のプロデューサーである清水がアレンジを担当した。
作中で使用されたのは約6分半のオリジナル・ロングバージョン。この長さではEP盤の片面に収まりきらないため、シングルには間奏パートを短くしたバージョンを収録している。1993年に8cmCDシングル化された際も短縮バージョンのままで、ロングバージョンは他の企画アルバムに収録されている(収録盤を参照)。
本曲はイメージソングとしてのアニメ主題歌とは異なり、劇中歌として作品のテーマに深く関わっている。作品世界の中では、「50万年前に滅びた異星人プロトカルチャーの遺跡から発掘された、彼らの社会における流行歌」と設定されている。この太古のラブソングがミンメイの歌声で甦り、男性種族ゼントラーディと女性種族メルトランディに文化の尊さを遺伝子レベルの記憶から思い出させ、両種族の抗争を終結へと導く。映画の制作中、この歌に合わせて決戦シーンが展開されるラストパートのシナリオは、曲が出来上がるまで保留されていた。共同監督の河森正治は「既にイメージしていたシーンのアイデアを作曲サイドに伝え、作画の意図から間奏の長さも指定した。完成した曲を聴いて、『ああ、この映画はこれで出来たな』と思ったのを覚えています〔毎日jp まんたんウェブ インタビュー:アニメ監督・河森正治さん 「マクロスFは七色」 分冊百科も24日創刊 〕」、「あの曲とは違うものが上がってきた場合は、まったく違う展開になっていたでしょうね〔『マクロスTHE MOVIE』、小学館、1984年、391頁。〕」と語る。
のちのマクロスシリーズの続編でも、『マクロス7』のミレーヌ・ジーナスを演じた桜井智、『マクロスF』のランカ・リーを演じた中島愛と、歴代ヒロインを演じた声優によって歌い継がれている。『マクロスF』では異星生物バジュラの母星に攻め込もうとする人類が、アレンジ版の『愛・おぼえていますか〜bless of little queen』で迎え撃たれるという逆説的な描写がある。その他マクロスシリーズのゲーム作品、『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』や『Another Century's Episode2』でも挿入曲として使われている。
飯島は自身のアルバムでセルフカヴァーしており、オリジナルの他にベストアルバム『The Classics』(1993年)『Best of The Best』(1995年)収録バージョン、企画アルバム『MARI IIJIMA sings LYNN MINMAY』(2002年)収録ヴァージョンが存在する。また、カヴァーされる機会も多く、バラードからダンスミュージックまで多様にアレンジされている。
2009年10月に幕張メッセイベントホールで開催された『マクロスクロスオーバーライブ』の初日10月17日は、奇しくも作曲を担当した加藤和彦の訃報が報道された日であった。公演が始まる前に既にスタッフは事態を把握していたが、ライブへの影響を考え、飯島本人には公演終了後に知らされた。翌18日の公演では、飯島が弾き語りの前に観客に事態を説明し、当時アニメグランプリを受賞した時の加藤との思い出などを語り、「皆もこの曲で加藤さんにハローといってください」と呼びかけ、会場の観客とともに合唱した(加藤の前妻である作詞者の安井かずみも1994年に癌の為逝去している)。
なお、雑誌に載る際に『愛・おぼえてますか』(正しくは「愛・おぼえていますか」)と誤記される例が多く、特に『週刊少年ジャンプ』の巻末コーナー「ジャンプ放送局」においては正しいタイトルが載せられることは一度もなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「愛・おぼえていますか」の詳細全文を読む




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